登山に興味の無い方、スルーしてください

もう先週の話ですが、神戸の六甲山系へ行って参りました
そう、正解は摩耶山〜六甲山頂でした

近代登山発祥の地だそうです
六甲山と行っても色んな山が連なってるので、まずは摩耶山から行ってみます
ギリギリまで悩んだんですよ
雨の登山なんてええ事ないでしょうし、かなり寒いだろうし。。。
ただ、これもまた経験
まだまだ経験値低いんで、悪天候登山を経験でレベルアップ

今回一番気になるのは、寒い雨の中、孤独な登山、どんなメンタルになるのか

登山靴はどこまで水を通さないのか

新しく買ったノースフェイスのパンツ、撥水加工はどれくらいもつのか

それではさささささっと行きますよー


選んだのは新神戸駅からすぐの登山口
摩耶山まで約3時間
インナーを含め4枚服を着てたんですが、
雨具を着るから、ま〜暑い
湿気と熱気でまとわりつくような不快感
これ、暑い時期だったら大変だ
息苦しくて、しんどいんですが、思った以上にメンタルは前に前に。。。です

稜線に出てからはよく整備された道が続きます
雨でベチャベチャですけど

新神戸の駅を出て3時間

摩耶山山頂

山頂に販売機があるって、六甲最高

大雨だったらそのまま下山しようかと思ってたんですが、
小雨なので最初の計画通り、六甲最高峰からの有馬温泉を目指します
そうです、今回の目的地は有馬温泉

雨でも頑張れそうでしょ?

ここから10キロ以上舗装道路を縦走します
が、今回はバスで5キロほどワ〜〜〜プ


六甲ケーブル山上駅です

登山中に暖かいカップコーヒー買えるなんて、思ってもいませんでした

さぁいよいよここからは徒歩
もう少しバスで行けるんですが、計画通り徒歩で行きます
ここからがね、メンタル削られゾーンでした

コーヒー飲んでる間にどんどん雨が強くなってきます


寒〜い
寂し〜い
まだまだシーズンオフの六甲
雨の平日
バスの運転手とケーブル駅の駅員さん以外、誰にも会いません
人どころかすれ違う車さえほとんど無し
歩かないと分からない、潰れたような別荘やホテル
雨と霧
少し怖さを感じます
もちろん景色なんて全く見えません


登る

下る

登る

下る
結局登っても登っても舗装道路に戻ってくるだけ
舗装道路をずっと歩いた方がマシだ〜〜〜






雨もどんどん強くなり、2時間以上景色も見えない同じような道路を歩きます
この辺りまで来たら、この看板を見ただけでイラっとします
こんな山の中、何区でもええじゃろ〜〜

予想が完全に外れ、さらに雨が強くなって寒い
孤独と寒さに耐え、それでも案外平気な自分を発見
些細な事でイラっとするのと、独り言が増えますけどね

体力も普段のトレーニングのおかげで問題無し

そして


ついに



着いた〜〜〜〜〜〜〜〜


六甲山頂、931メートル

視界、安定のほぼ無し
そして誰もいな〜〜〜い

雨で座るところもほぼ無く、休憩もバスとコーヒータイムの30分だけ
いや〜、歩いた〜、耐えた〜
でも着いてすぐ、本当のテンションはこんな感じ

そりゃテンション上がりませんよ
最初から分かってた事とは言え、雨の登山は苦痛です
ただ、この寒い雨の経験があるから晴れに感謝出来る
人生も同じだ。。。
登山やると良いことが言えるようになりますよ

次回、晴れの登山が楽しみだ

最後は魚屋道、ととや と読みますが、この道を1時間半下ります
昔は魚を運んでいた道らしくて、整備されてて歩きやすい道でした
助かった〜



だいぶ前の台風で崩れた道を迂回

9時半スタート、5時前有馬温泉到着


日帰り温泉、金の湯
本日一番のお楽しみ
癒された〜



コロナウイルスどころか登山者にも会わずの7時間ちょい
今回の登山の総括。。。
1、雨でも寒くても孤独でもメンタルはまぁ大丈夫
(ちょっとイラっとする時間があったけど)
2、結構な雨でも登山靴は全く水が入らず
3、ノースフェイスのパンツ、撥水加工は最高
4、やはり下山時には膝が痛くなる
5、舗装道路の縦走、特に景色が見えないのはつらい
こんな感じの、振り返ってみるとやっぱり楽しい思い出
雨でも登山は最高でした
そして最後まで読んで下さった方、ありがとうございました
今回のブログ読むと、きっと登山が好きになるはずですよ

さぁ、ヒノキ花粉がひどくなるまでもう1回、3月中にどっか行けるかな
posted by か〜くん at 00:30| 岡山 ☁|
日記
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